2/28講演会 吉川氏と安芸厳島社
2021/02/16(火)掲載
大朝地域協議会
地域の歴史を学ぶ講演会
吉川氏と安芸厳島社
講師:本多 博之 氏(広島大学大学院教授)
日時:令和3年2月28日(日)14:00~
会場:北広島町図書館(多目的ホール)
入場無料です。お気軽においでください。
吉川氏は正和2(1313)年5 月、駿河の国吉香邑から大朝本荘に居を移し、最初養性寺を住居とし、やがて寒曳山の南麓に城を構えここに入城しました。吉川氏入部以前の大朝庄は叡山三塔の一つ西塔の領分としてその名を表し、当時、新庄(荘)は大朝本荘の対する「大朝新荘」で「本荘」とは別個のものでした。現在の新庄は新庄(宮迫・郷之崎他)と平田庄(岩戸。宮ノ庄)に別れていて、平田庄は千代田地域の寺原庄に属し、この地域は宮庄地頭周防氏相伝の領域で周防親基(後の宮氏)は「安芸国厳島社領寺原庄内宮庄地頭親基」と称し、平田庄はおよそ750年前には厳島神社の社領であったこと、庶民の厳島信仰などこの地域は厳島神社と深いつながりを持った地域です。今回「吉川氏と安芸厳島社」をテーマに講演会を計画しました。誘い合わせておいで下さい。